キャンプを始めたいけど、始め方がわからないって悩んでいませんか?
SNSで見かけるキャンプは、
車のトランクいっぱいにキャンプ専用の道具を積んで…
キャンプ場で自分のテリトリーにおしゃれな家具を広げて…
老舗キャンパーの年季の入った高価な道具たち…
どれも正解ですが、それはごく一部のキャンパーです!
キャンプには実はいろんな種類があるって知っていますか?
この記事では、初心者さんが思い立ってすぐに行けるキャンプのバリエーションと、始め方をご紹介します。
目次
【初心者に試してほしい!】チェアリングの始め方
チェアリングって聞いたことありますか?
英語で「椅子」を意味する、chair(チェア)です。
現在進行形にしてingで、チェアリングです。
外に椅子を持ち出して寛ぐことを「チェアリング」と言います。
椅子を外に運んでキャンプしちゃいましょう!
徒歩と交通機関で移動される方も折りたたみの椅子を選んで、
公園などで始めてみるのはいかがですか?
この日はドーナツ買って家に帰り、いきなり思いついて折りたたみの椅子持って出かけました。
今は100円均一でも椅子を売っている時代です。
椅子の座面が覆える程度の大きさの布を被せたら、それだけでおしゃれにもなりますよ!
チェアリングの筆者評価
キャンプ難易度 | ★☆☆☆☆ 椅子にできるものを運べばOK! |
節約度 | ★★★★★ 椅子があればできますから! |
楽しい度 | ★★★★☆ 気に入った場所をリビング化! |
満足度 | ★★★☆☆ お菓子とお茶でささやかパーティー! |
もっとも気軽にできるキャンプスタイルなので、初心者におすすめします!チェアリングすると、キャンプへのイメージが膨らみます!
【一歩も出ません】カーキャンプの始め方
インドア派の筆者はカーキャンプを激推ししてます。
どんなに小さくても、車を持っている方にはぜひ試してほしいです!
車の中で寛ぐスタイルで楽しめます。
軽自動車でもできます。
バンタイプの軽でなくても大丈夫。
私は軽自動車のモコ(アウトドア向きの車では決してない)ですが、カーキャンプをしっかり楽しんでいますよ。
ポイントは、トランク部分を跳ね上げて解放感を出すことです。
屋外と車内が一体化されてアウトドア感が増しますし、
空間が外と一体化するので狭さを感じません。
壁もあるので、プライベート空間を邪魔されることもありません。
ガスバーナーなど火器を使う場合はきちんと換気しながら行ってください。
家にあるクッション1個わしづかみにして寛げば、立派なカーキャンプです!
チェアリングと違って、簡単な調理器具を使っての料理も可能になります。
椅子がいらないので、チェアリングより費用がかからない可能性もあります!
(車の費用は?と言われたらおそらくトップに躍り出てしまうわけですが…)
カーキャンプの筆者評価
キャンプ難易度 | ★★☆☆☆ 居住スペース確保と車内でできる料理に頭を使おう! |
節約度 | ★★★★★ 高コスパ! |
楽しみ度 | ★★★★☆ 車リビングは非日常! |
満足度 | ★★★☆☆ 車内になるのでインドア派にぴったり! |
家のリビングをイメージしてリラックスアイテムを持参したら、家にいるかのようにインドア派の新しい楽しみ方ができますよ!
【初心者の憧れ】デイキャンプの始め方
節約面と満足感共に一番好きなスタイルです。
デイキャンプとは日帰りキャンプのことです。
泊まらないので、とっても身軽です。
キャンプのいいとこどりが出来てしまう魅力的なキャンプスタイルです。
プチプラな道具を少し揃えれば気軽に楽しめます!
無料のキャンプ場であれば、出入り自由ですから、予定も組みやすいでしょう。
有料であれば、たいていは前泊のキャンパーのチェックアウト後の10時か11時あたりから、
夕方4時か5時ころまで利用できるところが多いです。
チェアリングやカーキャンプの料理より、レベルを上げることができます。
比例して過ごす時間も長くなるので、持っていく物も増えます。
デイキャンプの筆者評価
キャンプ難易度 | ★★★☆☆ なにかあったらすぐに帰れる! |
節約度 | ★★★☆☆ 最低限に少しだけ買い足す程度! |
楽しみ度 | ★★★★★ キャンプの醍醐味90%達成できる! |
満足度 | ★★★★☆ キャンプも楽しめて体力も温存できる! |
泊りキャンプに行くまえに必ず試しておきたいデイキャンプです!必要なもの、必要でないものがわかるようになります!
【本格派の初心者】王道泊りキャンプのやり方
チェアリング、カーキャンプ、デイキャンプとレベルを上げてきたあなた。
定番にして王道のいわゆるキャンプです。
デイキャンプまでできると、
日中過ごすのに必要な調理器具やギアも最低限は持っている感じになってきます。
泊るとなると一気に必要なものが増えます。
コスパと節約重視のブログですが、
安全のための備えはかなり大切ですから、節約しつつも慎重に準備が必要です。
デイキャンプは日暮れまでですが、
泊りとなると、ランタンや寝るためのギアも必要になってきます。
季節にもよりますが、夏は暑さや虫対策のギア、冬は寒さ対策のギアが必要です。
車で行くキャンプも徒歩で行くキャンプも、冬場の荷物は多くなります。
初心者は春から秋の初め頃までの時期に、泊りキャンプをデビューすることをおすすめします!
泊りキャンプの筆者評価
キャンプ難易度 | ★★★★☆ 険しい条件下でなければ難しいことではありません! |
節約度 | ★☆☆☆☆ 夜間の準備をしようと思うと ぐぐっとコストがかかります… |
楽しみ度 | ★★★★★ 昼・夜そして朝、屋外で過ごす1日は特別です! |
満足度 | ★★★★★ 疑いの余地ないでしょう! |
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まとめ
実はキャンプのタイプもいろいろあるんだよ、と紹介させていただきました。
一気に泊りキャンプに行こうと思わず、
趣味として自身に合っているか、
また続くかどうかもわからないものに大金を使うのはもったいないです。
「凝る」ことは後からいくらでもできますから!
- チェアリング 節約向き 思い立ったらすぐ行ける行動派初心者キャンプ
- カーキャンプ 節約向き すぐ行けて体力も気力も使わない慎重派初心者キャンプ
- デイキャンプ プラス少し出費 キャンプの醍醐味を堪能できる
- 泊りキャンプ けっこう出費 キャンプデビュー
ひとつずつステップアップして、
「ほしい」ではなく「必要」と思った道具を1個ずつ増やしていくほうが、
一気に買ってしまうより道具を大切に使う気持ちを育てられますよ。
いろいろな方法を知ったうえで、初心者キャンパーのキャンプの栄えある一歩目にしてください!