SDGsってなに?
自分にできることはある?
この記事では、話題のSDGsを通して、環境対策のためにキャンプでできる工夫をご紹介します。
さてさて、"SDGs"ってご存じですか?
ご存じな方もそうでない方もみえると思うので簡単にご説明をいたします。
目次
【今話題!】SDGsとは?
SDGs="Sustainable Development Goals"(サステナブル ディベロップメント ゴールズ)
「持続可能な開発目標」というらしいのです。
簡単に説明すると、2015年の国連サミットの加盟国が、
「2030年までに持続可能でより良い世界を作ろうよ」って取り組んでいる目標のことです。
↓↓↓にわかりやすい公式パンフレットが載っています。興味のある方はどうぞ!
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/pdf/SDGs_pamphlet.pdf
見てみると、一般庶民として意識できるのは「環境問題」かなと感じますね。
〇「持続可能な消費と生産」つくる責任つかう責任
〇「陸上資源」陸の豊かさも守ろう
キャンプは「よりよい環境あってこそ」楽しめる趣味です。
ですから、キャンパーである私たちが先頭に立って考えるくらいでありたいですね。
キャンプでできる環境対策を考えることも大切な責任だと感じます!
キャンプができる場所が減ったらさみしいですからね。
キャンプでできる工夫
SDGsを考えるにあたって、もっと大きな規模で考えなければならないと思います。
ですが、私たちが毎日積み重ねている行動から見直すことが一番の近道になります。
趣味でいくキャンプでもできることがないか考えてみました。
キャンパーの皆さんとシェアして、少しでも今ある美しい環境を保っていけたらと思います。
キャンプ場のマナー
そもそも、キャンプ場のマナー守れていますか?
キャンプを楽しんだはいいけど、中にはマナーを守れない人たちがいるのが残念です。
Twitterでもよくゴミを散らかしっぱなしで帰った後の様子が批判されています。悲しい…
片付け、ゴミの処分まで責任をもつのが、人として当然のことです。
それができない人間がキャンプをする資格は、はっきり言ってないです。
環境に配慮したキャンプを、あなたはどれだけできていますか?
- 焚き火ができる環境かを確認してから焚き火をしている。
- 焚き火を直火で許可しているか、焚火台使用で許可しているか、またはまったく禁止しているか、を確認している。
- 火が残っている炭、火が消えたあとの炭の処分の仕方を知っている。
- 野営キャンプ(キャンプ場とされていない場所以外でのキャンプ)の適切なやり方を知っている。
- キャンプ場で出たゴミは、許可されていない以上は持って帰っている。
ほとんどの方は全部「はい」と答えられると思いますが、
もし、あんまり知らないなぁ…と思った点があったら、
地元の自治体のサイトで調べるなどしてみてください。
友達がやっているからいい、ではなく、
自分の行動に「責任」と「根拠」を持ってください。
【脱】使い捨て容器
使い捨ては便利ですね。
感染症が流行ったことを思うとなおさらかもしれません。
使い捨て容器はお店でもかなり大きなスペースを作って売られています。
しかし、使い捨てでなくても清潔を保つことはできます。
では、なぜ使い捨てはよくないのでしょうか?
ゴミが増えるから?
では、なぜゴミが増えてはいけないのでしょうか。
紙は使えば使うほど森林伐採を誘発します。
プラスチックは燃やせば燃やすほど有害なガスが発生して大気を汚染します。
手間が増えるとしても、お皿を洗って乾かして使う習慣を持ちましょう。
私は100円均一セリアで売られているアウトドア向けのステンレス製のお皿を使っていますが、とっても使い勝手が良いです。
【脱】プラスチック製品
使い捨てはゴミを増やし、環境に悪いという話をしました。
では代わりに何を選びますか?
間違っても、プラスチック製品を進んで買うことがないようにしましょう。
なぜでしょうか?
プラスチックは石油からできているものがほとんどで、燃やすほど二酸化炭素が発生して、気候変動を加速させます。
環境への負担の関係はこのようになっています。
種類 | 環境への負担の大きさ | 商品を選ぶとき |
プラスチック容器 | 環境への負担:大 | ✖ |
パウチ容器 | 環境への負担:中 | △ |
紙容器 | 環境への負担:小 | 〇 |
キャンプは特に、食材やこまごまとした物を家から運び出すために、あれこれ容器やらケースやら必要になります。
できるだけプラスチックの製品を避けるようにしましょう。
どうしても買いたい時は、長く大切に使うように心掛けましょう。
じゃあいったい何素材を買ったらいいの???
あれもだめ、これもだめと言われては滅入りますよね。
そして滅入って、最終的には「まぁいっか。」と開き直るのが人間です。
それではだめですね。"(-""-)"
簡単に言うと、
できるだけ金属製や木製の物を選ぶと良いです。
自然界に存在している素材に近い状態のものを選ぶということです。
そうすると、プラスチック製品でもなければ、
使い捨ての製品でもない選択ができます。
その製品を「買うとき・使うとき・捨てるとき」のいつでも、環境に負荷をかけない選択を心がけましょう!
最初は「エコ思考」って難しいです。
慣れていないからね。でも少ししたら、自然と判断できるようになります!
環境に配慮している会社を選ぶ
まだまだ意識している人は少ないのではないでしょうか?
世界中で環境対策が高く評価されていて、
ネットでは「自然環境に配慮している 会社」で調べるとランキングまで出てきます。
今では、環境対策を取っていない企業は海外から取引を中断されることもあり、
環境対策を積極的に取り組まなければ、世界経済からも取り残されてしまう時代です。
そんな時代だからこそ、企業は取り組んでいる環境対策を、一般の消費者に向けてもアピールするようになっています。
キャンプギアを選ぶとき、消耗品を選ぶときは、ネットであれ、店頭であれ、
環境に配慮したものづくりをしている企業の製品を選ぶようにしましょう。
楽天市場やアマゾンでも製品を見ていると、製造過程や材料、再利用などの観点でどのように環境に配慮した製品かアピールするページをもっているものも多く見かけるようになりましたね。
環境対策をしている企業を応援していきましょう!
日本はまだまだ意識が低いようですからね。そういう企業がこれからもっと評価されていくでしょう。
現地で買い物をする
キャンプで遠出などした際にはぜひ現地でご当地グルメを探してみてください。
というのは、宣伝ではないですよ。笑
「地産地消」が一時期はやりましたが、それです。
なにが良いかと言うと、
地元の企業を守り、トラックの長距離輸送を減らすこともでき、結果として排ガスの削減につながります。
地産地消によって、
地元経済も活発
環境も豊かになる
ご当地グルメやB級グルメを味わい思い出もより一層忘れられないものにできる
良いことばっかり!
キャンプがもっと楽しめますね!
自分たちも楽しみながら環境を守りましょう。
まとめ
なにかできそうなことはありましたか?
買い物の際に何を選ぶかで、付加価値が大きく変わってきます。
完璧じゃなくてもいいんです。できることから。
「塵も積もれば山となる」
環境対策も、節約も一緒かもしれません。
みんなで取り組みましょう。